◆東京駅復元反対論集

まちもり瓢論
<東京駅復元反対論集> 
東京駅赤レンガ駅舎の復元をめぐる歴史建築と都市景観に関する論考・資料集
現在の姿に復元再生される前の姿の東京駅赤レンガ駅舎こそは、
20世紀日本の悲劇とそこからの復興を体現していた貴重な歴史的遺産であった。
ところが21世紀の初め、その記念碑な姿を破壊して、
戦前の姿にコピー再現するとは歴史を忘却する仕業だった。
あの戦後最悪の時にここまで力を入れて巧みに修復し、
西欧様式とモダンデザインの見事な融合を見せており、
60年間も親しまれた戦後の創造的修復の姿をこそ保全するべきであった

1914年に登場した西洋様式建築の東京駅丸の内駅舎

2012年に登場した東京駅丸の内駅舎復元の姿


東京駅・丸の内関連総合歴史年表 江戸期から現代まで

東京駅復元反対論ブログ 「伊達の眼鏡ブログ」連載2009~現在進行中

東京駅周辺時空まち歩き似非ガイドブック:2017年5月版
    東京駅・丸ノ内・皇居前広場へと景観徘徊考(pdf 4MB)

◎【東京駅周辺まち歩き独断偏見ガイド】201706~08
 ◆【その1】現在の東京駅丸の内赤レンガ駅舎は4代目の姿
 ◆【その2】廃墟「1945東京駅」復旧「1947東京駅」は米軍へ復讐 
 ◆【その3】頭上空気をち販売して保全修復費用捻出「2012東京駅」
 ◆【その4】東京駅は近代日本戦争、JPタワーは現代世界戦争開幕記念碑
 ◆【その5】重要文化財指定を嫌い壊した三菱一号館40年ぶり出戻り
 ◆【その6】40年ぶり丸の内に浦島太郎が美術館に変り戻った理由は
 ◆【その7】明治建築を再現したなら江戸大名屋敷黒門を連れ戻そう
 ◆【その8】明治生命館は今や丸の内では超一級重要文化財
 ◆【その9】キメラ建築DNタワーが背景にになう日本の戦争
 ◆【その10】DNタワーの設計者と歴史的建築保存再生の表現
 ◆【その11】超高層建築大群に包囲される江戸城西の丸下皇居外苑 
 ◆【その12】東京海上ビルがタブーに触れた美観論争のなれのはて

◎【東京駅今昔徘徊】 2016/12~17/01 
消されゆく戦争記憶5月25日の日本の悲惨記念碑東京駅を消した2015
東京駅開業百年赤レンガ駅舎復元に浮かれ戦災遺構消滅は不問か2014

東京駅はそのまま復元してはいけません
   建築史家平井聖講演、建築史を超える文明批評(2010)
再現・三菱1号館をどう評価するか】 
   丸ノ内三菱1号館再現登場はテーマパークか歴史文化振興美談か?
   中央郵便局を部分保全再開発か重文指定全面保存か、制度ジレンマ
   東京中央郵便局舎改築計画登場、モダン建築記念碑保全の論理と手法

東京駅復興(その1)空爆廃墟からよみがえった赤レンガ駅舎2007
   1945年東京駅赤煉瓦駅舎炎上、苦難時代に復興を成し遂げた人々
東京駅復興(その2)よみがえった赤レンガ駅舎の評価は(2007)
   焦土の中から復興をした赤レンガ駅舎にその後に苦難がまちうけ
東京駅復興(その3)】赤レンガ駅舎復原の意味するもの2007
   戦災復興から60年の赤レンガ駅舎を戦前形態復原計画の意味は

空気を金に化けさせる術】東京駅の復原について長屋談義(2006)
   狸だって金に換えるのは葉っぱ、キョウビ空気を金に化けさせる
   保存か撤去か激論争の末1995年8月15日、元日本総督府が撤去
景観復元の思想を問うディズニーランド化都市景観(2006)(PDF
   東京駅、三菱一号館、日本橋に景観復原(復元)の思想を問う
    1988年シンポジウム『赤煉瓦の東京駅保存をめぐって』
   2002年9月シンポ『赤煉瓦の東京駅保存どう残すかなにを残すか』
〇【景観再考ー歴史の景観(1992)(PDF)
   東京駅の保全について国土庁調査の経緯と保存運動の問題点を指摘
   2001年7月新聞JRと東京都が東京駅復原に同意したとの記事掲載 
   東京駅前に戦前からあった丸ビルが消えた風景
   東京駅赤レンガ駅舎は生きる戦争記念碑、東の原爆ドーム
   2005年3月信濃毎日新聞・東京駅復原と三菱一号館復元計画記事に
   2003年8月雑誌「ラピタ」種村直樹氏赤レンガ駅舎復元反対
  『東京遺産』(森まゆみ)原風景を大切にと言いつつ東京駅復原礼賛の矛盾
丸の内はお遊びのテーマパークか(2004)
   東京丸の内三菱商事・古河・八重洲各ビル建替え、三菱一号館復元

   赤煉瓦の東京駅の保全を決定づけた八十島委員会報告全容
   八十島委員会議事録・東京駅赤レンガ駅舎保存検討会議
   丸の内と東京駅に関する美観論争等年表、保存開発論争経緯
*【資料】東京駅とその周辺の風景1987年
   東京駅再開発が世間の大きな話題の頃の東京駅と周辺の風景
*【資料】丸の内・有楽町の風景1987年
   開発の大波が押し寄せつつある頃の丸の内あたりの風景

◎【まちもり叢書6号】「丸の内貼り混ぜ屏風-見世物としての建築-」
   丸の内の百鬼夜行風景を撃つ評論集:私家版自家製ブックレット

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