●趣味の能楽等鑑賞記録

趣味の能楽など古典芸能舞台鑑賞覚え書き
まちもり散人=伊達美徳

 わたしの趣味の能楽鑑賞は、1992年春から観世流シテ方・野村四郎師に謡を習いだしたことに始まる。まことに教え上手な師匠であり、曲目の趣旨や演者として事実も語ってくださる。能楽を観る興味が一段と深まる。そのうちに謡稽古は舞台を観るための手段のようになり、一時は毎週のように観世能楽堂に通ったものだ。20年ほどで能謡稽古をやめ、今は近隣の横浜能楽堂での能楽公演をたまに見る程度だが、時には芝居・オペラなども見るから、舞台偏見鑑賞作文を書き連ねる。(20210712記 本ページをここに移行し再編した)

・【オペラ】神奈川音楽堂でオペラ魔笛を観て能狂言と見立てる2023/11/11
・【組踊】4年ぶりに琉球芸能を観て妙なことを連想2023/09/11
・【能楽】三十年ぶりに能「二人静」を観てきた2023/06/25
・【能楽】野村四郎師逝く:素人弟子個人的記録のオマージュ2021/08/30
・【能楽】野村四郎「善知鳥」と25年前の友枝昭世を2020/10/11
・【演劇】秋元松代「常陸坊海尊」演劇公演を脳内で夢幻能に転換2019/12/23
・【歌舞伎】「棒しばり」に能「棒縛・融・松風・汐汲み」を想う 2019/07/28
・【組踊】怖く哀し女ストーカー「執心鐘入」と能「道成寺」2019/02/10
・【オペラ映画】真夏に寒さに震えつつシネオペラ「アイーダ」見物2018/08/26
・【歌舞伎】歌舞伎舞台は舞台装置が余りにチャチ過ぎる2018/09/23
・【オペラ)宮本亜門演出「魔笛」は能と狂言の連続出し物と覚る2018/03/14
・【能楽】銀座に観世能楽堂移転で超便利だが閉所恐怖症には苦手2017/05/06
・【オペラ】勅使河原三郎演出「魔笛」を観てきたが、2017/03/18
・【能楽】傘寿となった人間国宝・野村四郎が演じる「隅田川」 2017/01/27
・【能楽】野村四郎が舞う「六浦」楓の精に音と姿の構図美2016/11/28
・【能楽】野村四郎兄弟3人そろって人間国宝とは野村家はすごい 2016/07/16
・【歌舞伎】大阪傾奇き建築は村野藤吾を隈研吾が腰巻コピー 2016/04/06
・【能楽】「仲光」を観て演技は素晴らしいがストーリーに違和感 2016/02/20
・【オペラ】「オテロ」を観てきたが実は歌劇「イアーゴ」だな 2015/03/23
・【組踊】琉球古典芸能の組踊をみて現代の沖縄問題考える 2015/01/19
・【能楽】「鉄輪」を蝋燭能でみたが暗くて目が疲れて眠くなる2014/08
・【能楽】「檜垣」の登場人物にも演者にも観客にも老いを重ねて観る2013/12
・【能楽】「盛久」(野村四郎)の英語字幕を見てお経の意味理解2013/11
・【文楽】初めての文楽見物で「生写朝顔話」は歌舞伎より面白い2013/10
・【歌舞伎】新歌舞伎座のタワーの頭に千鳥破風でも載せてカブいて2013/10
・【能楽】若い演者たちによる若い主人公の能『敦盛』を観たが、、2013/09
*【オペラ】能「隅田川」の眼でオペラ「カーリューリバー」を見る2013/03
・【能楽】世阿弥の眠くなる能と小次郎信光の面白くなる能の競演2012/12
・【能楽】「定家」を初めて見て主人公が救われない夢玄能もあると知る2012/12
・【能楽】杉本博司演出による野村万作萬斎親子の「三番叟」2011/09
・【歌舞伎】「義経千本桜」を能の目で見ると 2011/0
・【組踊】横浜能楽堂で琉球のゆったり時間を過ごすぜいたく2011/06
・【能楽】野村四郎の能「鵺」を観る2009/12
・【能楽】関根家三代の能を観る2009/05
・【神楽】高千穂夜神楽を観に行った2008/12
・【能楽】能「摂待」と「安宅」2008/10
*【能楽+義太夫】コラボレーション能「謡かたり隅田川」2005/12/03
*【能楽】能を観に行く 2005/06
・(能楽)自作ブックレット「能楽を観に」2020版(PDF)

◆ ◆ ◆

・【能楽師野村四郎師サイト】円熟してなお新風の能を演じる
・インタビュー【野村四郎師に能の観方を聴く】2005


*「まちもり通信」トップページへ


0 件のコメント: