■中山間地論集

◆まちもり瓢論<中山間地論集>

 中山間地問題については、2004年の中越震災復興支援にかかわったことから関心を持つようになった。特に山間地では、日本の人口減少時代の最先端で起きている問題に直面していながら、実はほとんどまともな政策がないことに気が付いた。一方、地方都市の衰微も著しいが、日本列島全体で人口減少時代に、地域の人口増加策は現実的ではないだろう。今やハッピーに地域を閉じる政策が、農村にも地方都市にも必要だ。

**【論考】地域の縮め方閉じ方を研究したい (2007)
  人口減少時代に住民たちがハッピーに地域を閉じる政策を考えたい

中越震災から10年、復興した山里のこれから2015
法末集落の四季
  中越豪雪山間地は棚田と伝統民家と森林が織りなす美しい風景の四季2016
中越山村で茅葺屋根の小屋をつくる2008
  集落で最後の茅葺屋根建築を仲間で作った記録

「現代の白河の関」アイデア コンペ入選提案(2010年)
  中山間地縮減閉鎖対策を企業ソーシャル・コミュニティ事業として提案

伝統文化を生かした地域再生の可能性(2009.08) 全国市長会講演録
  長岡市法末集落、鯖江市河和田など地域伝統文化を活かす地域づくり実例

**農村振興政策を都市再生政策に(2008)
  都市住民向けクラインガルテンの逆転発想で農山村住民を都市に居住を

**復興に歩む福井豪雨被災地・河和田うるしの里(2004)
  豪雨災害に襲われた伝統工芸漆器産地の盆地は復興に向けて立ち上がる

ヨーロッパアルプスは棚田だった(2006)
  遠目で美しい草原風景は近寄ると牛や羊の凸凹の足跡だらけ糞だらけ

**木喰仏の風景(2009.04)
  高僧の残した遺産が山梨の山村に静かに生き続けて潜在する地域力に


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